ガスマスク陰キャブログ

暇を潰せよ!ここで!

規約ギリギリの自慰録

慰めのための闘争

 また、である。股に生えているものが私の胸へ呼びかけるのだ。乳房を、女陰を探せ、と。
 性欲の奴隷たる私は声を聞くとすぐさま検索エンジンを駆使して女体を探す。しかし、股の下の住人はただ女体を見るだけでは満足しない。より良いものを。そう求めるのだ。顔がちょっと受け付けない、これは何回も見た、無修正はグロすぎるなどと文句しか言わぬ。これこそ最高のものだ!と私が見出しても彼は歩みを止めようとはしない。いや…まだ、早い、もっと探せ。血液が下に集まっている状態で私は頭が働くはずもなく、無心に探し続け、また、彼を刺激した。
 そうするうちに良いオカズがいくつか集まり、私は複数のタブでそれを見ていた。どうだ、これだけあればお前も満足だろう。さあ、存分に発散しろ!
 彼は数ある我が努力の結晶の内一つを選び出し、しばらく画面を見つめていた。そのまま刺激を強くしていき・・・彼はついに果てた。ふはは、どうだ!まだまだたくさんあるぞ!今日は果て放題だ!・・・果てた後、彼はもう立ってはいなかった。彼はたった一本の猥褻動画に満足して眠ったのだ。
 私の2時間に及ぶ努力が2分で消費されたと気づいた時、私が感じたのは怒りではなく眠気だった。

 

苦労した点

規約に引っ掛からないように一部用語をそれっぽく書き換えるのが大変だった。